ACODAの12のステップ
ACODAは、AA(アルコホリークス・アノニマス)の12のステップを基にした、ACODAの12のステップを回復のプログラムとして使っています。
回復の最初のステップは、機能不全家庭の影響に対して無力であることを認めることです。無力であることを認めることによって、回復に向かっていく力と希望を見いだすことができると、わたしたちは考えています。
文章中の「神」「ハイヤーパワー」という言葉から、特定の宗教を連想させますが、ACODAは特定の宗教に縛られたものではありません。文章中の「神」や「ハイヤーパワー」は、個々人が選ぶどんな存在であってもよいとされています。
- われわれは機能不全家庭の影響に対して無力であり、生きていくことがどうにもならなくなったことを認めた。
- われわれは自分より偉大な力が、われわれを正気に戻してくれると信じるようになった。
- われわれの意志といのちの方向を変え、自分で理解している神、ハイヤー・パワーの配慮にゆだねる決心をした。
- 探し求め、恐れることなく、生き方の棚卸表を作った。
- 神に対し、自分自身に対し、もう一人の人間に対し、自分の誤りの正確な本質を認めた。
- これらの性格上の欠点をすべて取り除くことを神にゆだねる心の準備が、完全にできた。
- 自分の短所を変えて下さい、と謙虚に神に求めた。
- われわれが傷つけたすべての人の表を作り、そのすべての人たちに埋め合わせをする気持になった。
- その人たち、または他の人びとを傷つけない限り、機会あるたびに直接埋め合わせをした。
- 自分の生き方の棚卸しを実行し続け、誤ったときは直ちに認めた。
- 自分で理解している神との意識的触れ合いを深めるために、神の意志を知り、それだけを行っていく力を、祈りと黙想によって求めた。
- これらのステップを経た結果、霊的に目覚め、この話を他のアダルト・チルドレンに伝え、また自分のあらゆることに、この原理を実践するように努力した。
(AAワールドサービス社の許可のもとに、一部修正の上転載)
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